私たちDELSEYの物語
社会の革新にどう伴走するか?
20世紀初頭のある日、大胆な企業家たちが力とノウハウを結集して新しい市場を開拓しようと決意したことからデルセーパリの美しい物語が始まりました。 カメラ用の革製ケースを作っていたデラハエ社と、タイプライターやレコードプレーヤーのケースを作っていたセインヘーヴ社が合併してDELSEY社が誕生し、当時の大発明品であるプラスチック系スーツケース生み出すことに成功しました。 こうして1946年にDELSEY PARISが誕生し、エミール・デラハエ、アンドレ&ウォルター・セインヘーヴ兄弟も加わり、新しい共同事業者たちがブランドを成長させていったのです。
デラハエ+セーンヘイヴ=デルセー
革製品とケースの分野でそれぞれの技術を持っていた彼らですが、フランスで有給休暇制度が法律化されて観光業が誕生するようになると、バニティケース、バッグ、スーツケースの商品化に2人のビジョンが集中的に注がれて国内で生まれた観光客の第一波に商品を提供できるようになります。車での移動から、鉄道の発達、そして最初の飛行機の移動までフランスのエレガンスとノウハウを体現した多様な製品を提供し、当時のトラベル革命に適応させたのです。お客様からの絶大な支持を受け、売り上げが爆発的に伸びました。
必要不可欠な存在になるために、どう革新していくか。
75年以上にわたって、新製品、新用途、新機能を考案し、ユーザーの旅を快適にすることに全精力を注いできました。
1970年代、DELSEY PARISは、旅行者の荷物をより安全に保護するために、超耐久性のある硬質シェルを使用したスーツケースを初めて世に生み出しました。そして、硬いスーツケースに開閉式の車輪をつけたトロリーシステムを発明しました。 荷物の扱いの概念を変え、旅をより快適にする大きなイノベーションを起こしました。80年代から90年代にかけては、荷物の重量や操作性、衝撃や風雨に対する耐久性などに取り組み、度重なる革新を遂げました。以来、荷物を大切に保護するための安全性を追求し技術革新を続けております。カメラを保護するという当初の目的通り、スーツケースのロックシステムを開発しました。SECURITECH®ジッパーは、身の回りのものを効率的に保護します。
デザインスタジオを併設し、伝統と革新、エレガンスと現代性、デザインと実用性を大胆に融合させた作品を生み出しています。世界中の旅好きを魅了し、真のパリジャン・シックを持つマストハブ・ラゲージ・ブランドとなったのです。
変化する世界にどう適応していくか。
イノベーションを常に起こしていくという姿勢は、どんな出来事や社会の変化、環境の進化があったとしても、ブランドの優先事項の中心にあり続けます。
このように、常に変化する世界の中で軽量なおかつ実用的な機能性の高いラゲージを開発し、新しいモビリティや多種多様なアクティビティ、自転車、スクーターなどの都市での移動に適応した製品を生み出しています。
当社ブランドロゴの「昇る太陽」のイメージは「希望」、「新天地」、「再生」のシンボルです。当社は何よりも非日常への逃避、完全に自由になることを目的とする旅行者の皆様一人ひとりの世界観を尊重し、穏やかな心で出発できることをお手伝いしたいと心から願っております。